カナダのチップ事情(相場)・払い方。実際もらう立場になって思ったこと |五代目美容師
- 2018.11.14
- カナダ生活
こんにちは
朝から歯磨き粉と間違えてメイク落としを
付けてしまった夫婦でワーホリ中のMIOです。
日本を含めたアジアにはチップという文化がありません。
そのためチップはいくらくらい渡したらいいのか、
どうやって払ったらいいのか
不安に思う人も少なくないと思ます。
今回はそんな方々に参考に
していただけたらと思いチップについての記事を書いていきます。
そもそもチップって?
チップはアメリカやカナダにおいては「気持ち」というよりは
「マナー」に当たります。
チップを払い忘れると店員さんに嫌な顔をされたり、
ちょっとしたトラブルになったりすることもありますので
注意してください。
*どのようなトラブルかは今度記事にします。
そのためカナダではサービスを受けたらチップを
払う必要があります。
チップはカードでも現金でも構いません。
お会計(消費税抜き)に対してのパーセンテージになります。
チップは必要?
サービスの対価として支払うもので
そういう文化がなかったのでお会計もその分高くなるし必要?と思う
方もいるかもしれませんが、カナダの飲食店や美容系のサービス業界では、
チップを前提として時給が低めに設定されていることがほとんどです。
飲食店ではチップをスタッフ皆で分ける制度を設けているところがほとんどです。
こういう理由から多少サービスが悪くても最低10%は払うのがエチケットになっています。
美容室・マツエク・ネイルサロン
チップの目安は10%~20%。
15%くらい支払えば失礼のない金額かと思います。
また、特にサービスがよかった場合は25%など上乗せする場合もあります。
美容系の仕事の方はチップも大きな収入の一つになっています
美容系の場合の支払方法は、
施術はだいたいつきっきりでスタッフからサービスを受けますが
最後にレジで支払いを行う際に合計金額にチップを足して払います。
現金の場合は、おつりがいくら必要か聞かれるのでチップをプラスして
いくらおつりが必要になるかを定員さんに伝えます。
カード払いの場合は、機会を進めていくとチップを%か$か選ぶところがあるので
自分でいくらか記入するか、なん%なのかを入れます。
私は日系のまつげエクステサロンで働いていますが
私は勝手に日本人の方々は文化に合わせると思っていましたが
チップは含まれてないと表記があっても
現金払いの方は「おつりいくら必要ですか?」と聞くと
笑顔で「全部ください。」と答える人も多く、
まれに$80ぐらいのお会計に対し5セントや25セント、
カード払いではチップのページを何も入れずOKをする方もいます。
日本人の方は指名でもチップゼロの場合があるので文化を知らないだけなのか
働いている側からするとありえないなと思われる原因にもなるので
ゼロは気を付けたほうがいいと思います。
マッサージの場合
マッサージの場合もチップの目安は10%~20%。
美容系と同じです。
レストラン・カフェの場合
カジュアルなレストラン・カフェの場合の目安は10%~20%。
高級なレストラン・カフェの場合の目安は15%~25%。
レストランによってはチップ代込みの場合があります。
その場合は伝票に【Gratuity・Service・Charge・TIP】などの記載がありますので
チップは不要です。
最近はチップ込みになってるお店も多いみたいです。
私が行ったお店は伝票に10%はいくら15%はいくら20%はいくら
などすでに記載があり分かりやすかったです。
飲食店の支払いの仕方は、お店によってそれぞれなので
不安であれば他の人の払い方を見てみると意外と分かります。
カナダに来た初めはめっちゃ観察してました。
よく見かけるのはカード払いで伝票をもらった時
SUBTOTAL $60.90
TIP:$_________________
TOTAL:$_____________
と書いてあるので
チップの額をTIP欄に書いて、
SUBTOTALとTIPの合計をTOTALに記入するやり方です。
チップはウェーターに対しての報酬なので
ファーストフードやセルフサービスのお店では基本的に必要ないです。
テイクアウト(To Go)する場合にもチップは不要です。
ホテルの場合
ホテルではポーター(ベルボーイ)が部屋まで荷物を運んでくれます
中には運びながらほてるの説明をしてくれる人もいます。
荷物を運んでくれたポーターには$1~$3が相場。
渡し方は、一通り終えたら手渡しで渡します。
ハウスキーピング(ベットメイキング)へのチップは
ベット1台につき$1~$2が目安。
渡し方、このチップはピローチップともよばれ
枕の上においたりベットの上、サイドテーブルの上などに置きます。
ベットメイキングは毎回同じ人とは限らないため
毎日置くのが良いとされています
ルームサービスはレストラン同様10%~20%が目安です。
*ホテルのフロントにはチップは不要です。
タクシーの場合
ドライバーに対してのチップ目安は10%~15%。
しかし、美容系や飲食店といったサービスと比べると広く習慣化されてないので
チップを払う人、払わない人に分かれます。
現地の方も受けたサービスによって払うか決めているみたいです。
Uberはアプリでタクシーを呼べるものですが
チップを追加することができるみたいです。
コンビニ、服屋、お土産屋などの小売店の場合
小売店場合は払う習慣はありません。
観光客が多いお店ではチップジャーを置いているところも
見かけますが基本的に払わなくてOKです。
カードの機械にもチップを選ぶページは出てこないことがほとんどです。
その他のチップ目安
・ツアーガイド:費用の10%~15%
・ピザ等のデリバリー:価格が$20以下なら$2~$3が妥当
*$20以上は10%~15%
・ホテルの朝食等ではオーダーを受け、ドリンクを運び、後片付け
してくれるので10%目安($2~$5くらい)。
さいごに
チップを実際にもらう立場になって結構いろいろなことを
思うようになりました。
チップが無かったりすると自分の技術や接客に問題があったのか
また、なにに満足しなかったのか考えます。
そのことは自分への見直しにもなるのでいいことだと思ます。
また、実際に感じたことは私の働いているお店では
お客さんの層は外人70%アジア人30%ぐらいですが、
チップゼロの人は日本人と中国人以外ほぼいません。
現地の人に聞くとチップはゼロの時は本当に最悪だったときだそうで
その他はよかったら20%・普通15%・まぁまぁ10%~5%とよく聞くので
カナダにいる以上日系等関係なく最悪だった時以外は
チップを払った方がいいと思います。
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