「マツエクと交差反応」マツエクアレルギーの方はこんな物質にも注意が必要！

アレルギーでもマツエクを楽しみたいアイデザイナーのMIOです。

みなさん交差反応ってご存知ですか？

実は皆さんが持ってるアレルギーは関連性があるかもしれません。

交差反応って？

人間の免疫系には「交差免疫」もしくは「交差反応」と言われるものがあります。

例えば、

イネ科植物の花粉なども含まれる抗原の特徴がきわめて似ているために、１種類の花粉のみに感作されていても、同種のイネ科の花粉にもアレルギー反応を起こします。

ゴム手袋などでかぶれをおこすラテックスアレルギーをお持ちの方はリンゴや桃などバラ科の果物を食べると痒みや痺れなどを感じたり、花粉症になると、それに関わる植物や食物などにも注意が必要です。

花粉症に関わる食べ物アレルギー→こちら

その他に、ヘアカラーでかぶれる人は防腐剤のパラベンでもかぶれることがあったり、日焼け止めのクリームでもかぶれることがあります。

また、マンゴーアレルギーの人は、ピスタチオやギンナンでもかぶれることがあったりします。これが交差反応です。

まつ毛エクステの揮発による交差反応は？

まつげエクステンション瞬間接着剤（グルー）の成分は

接着成分：シアノアクリレート

増粘成分：アクリルあるいはウレタン樹脂

着色：カーボンブラック

初めてのまつ毛エクステや、これまでのまつ毛エクステによるアレルギー反応から、まつ毛エクステと

は全く異なる製品、シアノアクリレートの化学構造に似ている物質にアレルギーを起こる場合があります。

当店ではシアノ、カーボン不使用の接着剤を使用しております→こちら

シアノアクリレートに似た成分には、

メタクリル酸エステル

アクリル酸エステル

俗にいう「アクリル系」にも反応を示してしまうことがあります！

また揮発物質のホルムアルデヒドに似た成分には、

プロパナール

アセトアルデヒド

が挙げられます。

もう１つの揮発物質であるイソシアネートに似た成分は、

アミン

ホスゲン

が挙げられます。

そのため、一度これらのどれかでアレルギーを発症した場合、交差反応が起こる可能性があり、

主成分をシアノアクリレートとする接着剤の使用は危険性を伴います。

当店のシアノアクリレート不使用特許商材使用のまつげエクステンションについて→こちら

『交差反応』を示す物質

まつげエクステンションの主な原因成分である接着剤と、異なる製品のかぶれの原因成分との化学構造が似ている場合に、互いにアレルギー反応(交差反応)を示してしまうことがあります。

まつげエクステンションの接着剤と交差反応を示してしまう物質には、

• 衣類などポリエステル製品
• 歯科用接着剤やアセトン
• エスカレーターやタイヤのゴムなどに使われる劣化防止剤
• 日焼け止めのクリーム（紫外線吸収剤）
• 防腐剤のパラベン
• ホルムアルデビド製品、材料、家具

などがあると言われています。

つまり、まつげエクステンションの接着剤でかぶれてしまった方は、

交差反応という反応の仕方で、日焼け止めクリームなどでもかぶれる可能性があったり、

また逆に、紫外線対策として肌に日焼け止めクリームをたっぷり塗布しているうちに、日焼け止めに対してかぶれるようになってしまうと、

その後、まつ毛エクステをするときにかぶれることになってしまう可能性があるということです。

さらにそこから、防腐剤のパラベンが入っている化粧品を使ってもかぶれるようになってしまったりと、様々な原因物質に反応しやすい体質になってしまうことも考えられます。