UBM大学(旧精神と時の部屋)成果報告会に登壇して
- 2025.07.21
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先日、UBM大学の成果報告会に登壇させていただき、大変貴重な経験をさせていただきました。その際の個人的な感想や気持ちを赤裸々に本日は書いていこうと思います。
まず、このような機会を与えてくださった運営の方々や、声をかけてくださった顧問の原さんには、心より感謝いたします。
初めての登壇、そして後悔

実は、初めて登壇のお話をいただいた時、何百人もの参加者さんがいる中で、声をかけられている私と他に2人がステージに上がるという状況でした。「まさか、声をかけていただいた内容がこの中に自分が選ばれているなんて」「自分にはそんな大役は務まらない」と、正直なところ戸惑いが大きかったです。せっかく声をかけていただいたのに、その時はうまく気持ちが整理できず、パニックになってしまいステージに上がることができないという不甲斐ない結果に終わってしまいました。
家に帰ってから、「せっかく原さんが声をかけてくださったのに、本当に申し訳ないことをしたな」と後悔の念に駆られました。あの時の私は、矢印が自分自身に向いてしまっていたのです。「自分がうまく話せなかったらどうしよう」「自分にとって当たり前の経験で、何を話していいのか分からない」「自分なんて」「質問が理解できなかったら…」という不安が頭の中を支配していました。カンペなしでは、まつ毛の技術や接客以外の質問にテンポ良く答える自信もありませんでした。
トラウマを乗り越えての再挑戦

しかし、顧問の原さんは、もう一度私にチャレンジする機会を与えてくださいました。温かいお心遣いに、感謝でしかありません。
実は私には、学生時代に生徒会の選挙で大失敗した「黒歴史」があります。当時、私は母子家庭で育ち、高校に進学するためには奨学金が不可欠でした。奨学金のランクを上げるために生徒会に入る必要があり、生徒会の選挙演説に臨みました。話す内容を封筒に準備していましたが、極度の人見知りの上、あがり症で頭が真っ白になるタイプ。壇上に上がった途端、緊張で手が震え、封筒を取り出すことすらできず、1分間の沈黙をしてしまったのです。この経験がトラウマとなり、「大人数の前で自分を話すこと」へのチャレンジが怖くなっていました。
視点を変えて見えた景色

大人になり、このトラウマを乗り越えるために、「人は私にそこまで興味はない」「自分が何を届けられるか」という視点に意識を書き換え、何度も自分に言い聞かせました。そして、「私が話さないことによって私を信頼して、また取り組みを良いと評価してくださっている方に失礼ではないか。声をかけてくださった方へ、私を育ててくれた方々へ、感謝の気持ちや、自己満足かもしれませんが、少しでも恩返しができたら」という思いを胸に、今回再び登壇させていただきました。
安心して成長できる場所

客観的に見れば、まだまだ断片的な部分で未熟だと感じられるかもしれませんが、少なくとも中学校時代の黒歴史と比べれば、少しは成長できたと実感しています。この小さな一歩に満足することなく、これからも様々なことに挑戦し続けていきたいと思います。
今回の経験を通して、お互いを支え合う「相合依存」の中でこそ、真のポジティブな成長があるのだと強く感じました。これからもこの温かいコミュニティの中で、自分自身の可能性を広げていきたいです。
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